【ダイキン工業】 第24回現代人の空気感調査 最大の課題は「湿度」 外国人が感じた“東京の夏”

ダイキン工業がこのほど実施した「第24回現代人の空気感調査」で、2020年を前に外国人が感じた“東京の夏”の課題は「湿度」ということが浮き彫りになった。
同調査は、日頃意識されにくい“空気”について興味と関心を持ってもらうことを目的に2002年から実施している。今回は、「東京の夏の暑さとスポーツ」をテーマに、東京の夏を経験したことがある東京在住の外国人150人を対象に調査を行った。
その結果、59.3%の外国人が東京の夏の空気環境は、屋外スポーツをしたり観戦したりするには「不快」と感じており、そこには「湿度」が大きく関係しているのが明らかになった。また、48.7%の人が東京の夏の暑さは「耐えきれないくらい暑い」と感じており、最大の理由も「湿度」だった。
湿度に伴うこれらの結果は、2020年に向けて日本が「おもてなしの国」として何に取り組むべきかを考えていくにあたり、ひとつの指針となる大変興味深い調査結果といえる。
同調査の主な結果は次の通り。

【東京の夏に対する外国人の意識】
東京の夏が「耐えられないくらい暑い」最大の理由は「湿度」。「熱中症」と思しき症状が現れたことがある人は4割に達した。
東京の夏はほぼ全員(96.7%)が「暑い」、約半数(48.0%)は「耐えられないくらい暑い」と感じている。
東京の夏が暑いと感じるのは「湿度が高い」が最多(87.6%)。
東京の夏で「熱中症」と思しき症状が現れたことがある外国人は約4割(41.3%)。
東京の夏の不快エピソード「サウナに入っているよう」「通勤は悪夢」「湿度が高く、風がないことで疲労が増加」。
東京の夏のホットスポット№1は「渋谷」/クールスポット№1は「ショッピングモール」。
東京を訪れる外国人に向けたアドバイス・ポイントはエアコンとの付き合い方。
酷暑の東京の夏、エアコンの運転頻度が増え、睡眠中は「つけっぱなし」も。
【スポーツをする・観戦する場所としての東京の夏に対する外国人の意識】
東京の夏の空気環境は「湿度」が高く、屋外スポーツには不向き?
屋外スポーツ時の空気環境として東京の夏は「不快」が約6割(59.3%)。
屋外スポーツ時に「空気」で気になるのは「湿度が高い」が最多(79.3%)。
屋外スポーツ時に気を付けていることは「水分補給」(92.0%)、「涼しい時間帯にする」(81.3%)など。
今回の調査レポートでは調査結果に加え、総合空調メーカーである同社と、運動生理学を専門とする田中英登横浜国立大学教授と共同での考察を、「日本人はもちろん、日本とは空気環境の異なる国で生まれ育った外国人が、蒸し暑い東京の夏でも安全・快適にスポーツをしたり、観戦したりするためのポイントについてアドバイス」としてまとめている。

電材流通新聞2018年10月18日号掲載