LED照明特集

岩崎電気
防爆形クリーンルーム用 常時・非常時 兼用
「LEDioc 防爆形クリーンルーム用非常用LED照明器具」

同社はこのほど、防爆エリアのクリーンルームで使用可能な非常用LED照明器具『LEDioc 防爆形クリーンルーム用非常用LED照明器具』4機種を発売した。
第一類危険箇所と第二類危険箇所において非常用蛍光灯からのLED化が実現できる、国内業界初の防爆形クリーンルーム用非常用LED照明器具で、停電時に内蔵蓄電池で点灯する「非常用LED照明部」と通常時の照明として点灯する「常用LED照明部」で構成、一体化している。

【おもな特長】
①防爆エリアの清浄度クラス1000から使用可能な兼用タイプ
防爆エリアのクリーンルームにおいて常時・非常時に兼用可能な国内業界初のLED商品で、通常はクラス1000から使用することができる。

②省メンテナンス
LEDモジュール寿命が6万時間と長寿命であるため、メンテナンスコストを大幅に削減。

③平均演色評価数 Ra83
防爆形クリーンルーム用Hf蛍光灯(Ra84)とほぼ同等の平均演色評価数Ra83を実現。

④通常照明時でも省エネ
同社従来品防爆形クリーンルーム用非常用Hf蛍光灯の消費電力95.3Wと比べて44.6Wと約54%の削減が可能。

⑤軽量・省施工
従来品防爆形クリーンルーム用Hf蛍光灯と比べて約14%軽量で、枠と本体が分離構造となっているため施工時の負担を軽減。

⑥充電モニタをひと目で確認
緑色ランプの点灯により、蓄電池が正常に充電していることを容易に確認。

⑦環境負荷物質を低減
水銀フリー光源としてLED、カドミウムフリー蓄電池としてニッケル水素蓄電池を採用。環境負荷物質の含有量を大幅に低減。

コイズミ照明
ベースライト「究極の直線」をめざす
「ソリッドシームレス」

同社では、店舗・施設用照明器具カタログcledy Lighting PRO 2017―2018の発刊に合わせ、ラインベース照明の新製品「ソリッドシームレスラインシステム」の提案、受注活動を開始した。

建築空間の構成要素として位置づけられる「究極の直線」をめざしたベースライトシステム

器具本体は、建築寸法に合わせて300㎜、600㎜、900㎜、1200㎜、1500㎜の5種類のサイズ(色温度2700K、3000K、3500K、4000K、5000K)を用意している天井への直付けだけでなく、壁や床置きの取り付けができるため、施工場所を選ばず、建築空間に合わせて、シンプルな単一意匠の構成で独自性の高い光の演出が可能。

セードの端(エンド部)を溶着することで、連結時のつなぎ目を目立たせず、シームレスな光を実現させる工夫を施している。セードをつなげれば1本線のように見え、建築空間に合わせた光の演出が可能。

【特長】

①シンプルな単一意匠にこだわり

②連結時のシームレスな光にこだわり

③自由度のある施工が可能

大光電機
ZEROシリーズ 先行カタログ発刊
「ベースダウンライト&シーリングダウンライト」

「ZERO」ダウンライト先行カタログ

ベースダウンライト

シーリングダウンライト

・ダウンライトとシーリングダウンを先行発売
・サイズ・色温度など、より充実したバリエーション展開
・「重耐塩仕様」標準化と「塗装色別注」の同一価格にも対応
同社では2018年10月、発売以来好評のアウトドアライト『ZERO —ゼロ—』シリーズにダウンライトとシーリングダウン2タイプの新製品を発売し先行カタログを発刊した。
先行発売のダウンライト(ベース・ユニバーサルタイプ)は、従来のφ75とφ125に加え、よりコンパクトなφ50タイプとφ100のサイズを追加。また、色温度も従来の2700K、4000kに加え3000kと3500Kを追加してバリエーション豊かに展開し様々なシーンでより使いやすくなっている。
シーリングダウンライトは、ルーバー天井にも対応できる細身のφ100タイプを追加している。
両タイプとも、ボルトフリー仕様(100〜242V)となり多様な電源電圧環境に対応している。(位相制御調光用電源及びφ50ダウンライト除く)
もちろん『ZERO —ゼロ—』シリーズ独自の特長である、重耐塩仕様標準化と塗装色別注同一価格となっている。
『ZERO —ゼロ—』シリーズは、2019年に新たにポールライトやガーデンライトなどユーザーの要望に応えた新製品を追加しさらにラインアップを拡充する予定。
●総頁数50ページ、総点数150点(うち新製品81点)掲載。

星和電機
インフラ設備に保守点検に空間照度を確保
「防浸形保安用LED灯器具」

防浸形LED灯器具LSFCシリーズ(同保安灯器具VSFCシリーズ)
洞道など社会インフラ設備として重要な電力・通信ケーブルなどの専用管路トンネルや道路トンネル避難用通路ならびにアンダーパスなどの地下道の環境に適した専用のLED照明器具。
近年、異常気象や集中豪雨によりインフラ設備に対するリスクが高まっている。同器具は、保護等級IP67の性能を有しているため、保守点検作業に必要な空間照度を確保する。
また、VSFCシリーズは、蓄電池を内蔵し、停電時においても、電池点灯に切り替わり、避難時に必要な明るさを提供する。

【特長】
①従来製品よりもさらに明るさ向上
②高い防湿性能
③火気に対する性能
④万一の停電に対応する保安用器具
⑤光センサー付き点検スイッチ

密閉形LED灯器具(FHF32高出力形蛍光灯2灯用・1灯用代替)
本体にFRP樹脂、ソケットに合成樹脂を使用しているので、耐食性・耐候性に優れる。器具は防水・防じん設計によりランプ室を密閉構造にし、制御装置は防水構造になっているため、安心して使える。

【特長】
①長寿命6万時間
②直管LEDランプタイプをラインアップ
③豊富なバリエーション

ウシオエンターテイメントHD
曲げ加工が容易
「屋内間接照明テープライト」

店舗での間接照明需要が高まるなか、主照明として使える明るさと幅広い色温度バリエーションを備えたテープライトが市場から求められている。

 今月発売する屋内間接照明用テープライト「IN D TAPELIGHT‐」は、曲げ加工が容易で長い連結や現場でのカットにも対応するので、商業施設や店舗の間接照明などでその威力を発揮する。

テープライトは曲面への取りつけが基本となり曲げによる製品ストレスが懸念されるが、継ぎ目ハンダのない1枚基板を採用することで30㎜という最小曲げ半径を達成した。

また、連結長は、電圧降下を低減させたことで 10m(600lm)まで可能で、コネクタ付き仕様による結線作業の簡略化で施工コスト削減にもつながる

【特長】

①最小曲げ半径:30㎜

②最大連結長:10m(600lm )・7m(1000lm

③現場でカット対応が可能:85・5㎜ピッチ

④両端コネクタ付きで施工性アップ

⑤2種類の明るさ:600・1000lm/m

⑥6種類の色温度バリエーション:2200・2700・3000・3500・4000・5000K

⑦8種の長さバリエーション:500・1000・1500・2000・2500・3000・4000・5000㎜

⑧調光可能:5~100%

プリンス電機
「SWシリーズ」 庫内照明に

SWシリーズ

直管と丸型

同社では、LED照明である「ディーライン」シリーズに、コンビニエンスストアなどのバックヤード向けの庫内照明用LED「SWシリーズ」を新たにラインアップし、昨年から発売している。
同製品は防水型LED照明器具で、主な用途としては、冷凍・冷蔵プレハブ倉庫の庫内灯や工場などの天井照明などに適している。丸フラットタイプとラインタイプの2種類を用意。
前者は天井に据え付けて使用するが、後者は手に持って作業灯にも使える仕様となっていることから、様々な用途に役立つ照明として期待されている。
「ディーライン」シリーズはこのほかにもラインアップが充実している。什器・棚下・間接・看板用のDシリーズ、冷蔵オープンショーケース、冷蔵対面ショーケース用のCシリーズ、冷凍・冷蔵リーチイン、ウォークインショーケース用のRシリーズなどがある。
また、ディーライン用のDC電源供給システム「ディーレールシステム」は、1台のACアダプタとディーレールの組み合わせで、ディーラインLED照明の多灯施工をスマートに実現する。
寿命4万時間の高効率LEDを採用したスティック型のLED照明器具は、例えば、施工後のメンテナンスが難しい羽目殺し施工などにも使え、棚下、間接、ディスプレイ・看板、建築化照明など、電設・建築・内装・什器・看板業などの省エネ提案商材として役立っている。

因幡電機産業
遮光や光害も低減
「低ポール道路灯」

同社は、電線の地中化が推進されていることなどから「低ポール道路灯」を発売している。   低ポール道路灯は国土交通省の「電線等埋設物に関する設置基準」の緩和に対応しており、①道路の防災性向上②通行空間の安全性の確保③良好な景観の形成の3つの観点で推進されている電線地中化区域に最適な道路灯である。

道路形状片側2車線、平均路面輝度0.5/cd㎡を実現した道路灯は景観デザイン性の向上・電線地中化が実現した町並みと調和し、省施工・維持管理の低減・輸送費の軽減、基礎サイズが縮小といった特長がある。   架空電線下にも設置可能で、道路樹での遮光や街路樹への光害を低減する効果もそなえている。

電材流通新聞2018年11月1日号掲載