9月 近畿地区の公共工事動向

単月:件数、請負金額とも2ケタ減
累計:件数微増、請負金額は1ケタ減

西日本建設業保証はこのほど、9月の近畿地区6府県の公共工事動向を発表した。

9月単月


件数は前年同月比19.7%減の2101件、請負金額は同21.6%減の1061億1700万円となり、件数は2ケタ減、請負金額も大幅減となった。
これを発注者別の請負金額でみると、すべての発注者で前年同月を下回った。
府県別でみると、件数は全6府県すべてマイナス成長、請負金額は奈良以外の5府県がマイナス成長となった。

9月累計(平成30年4月—平成30年9月)


件数は前年同期比1.4%増の1万810件、請負金額は同4.8%減の7473億5400万円となり、件数で微増、請負金額で減少となった。
これを発注者別の請負金額でみると、府県で2ケタ増、国で増加となったものの、市町村で2ケタ減、その他公共的団体で減少、独立行政法人等で微減となった。
府県別でみると、件数は大阪以外の5府県がプラス成長、請負金額は大阪、京都、和歌山がプラス成長となった。

電材流通新聞2018年11月8日号掲載