【NECA】 2018年度第2四半期電気制御機器の年間出荷統計

4期連続の100%割れ
出荷総額は1773億6千万円

日本電気制御機器工業会(NECA)はこのほど、2018年度第2四半期の自主統計による電気制御機器の年間出荷統計を発表した。
出荷総額は1773億6千万円。前期比で4億5千万円減の99・7%となり、4期連続の100%割れとなった。前年同期比で90億8千万円減の95・1%となり、2期連続で100%を割った。
品目別では、前期比で操作用スイッチ、検出用スイッチ、制御用専用機器で100%を割った一方、制御用リレーは3期ぶり、PLC/FAシステム機器は4期ぶりに100%を超えた。
前年同期比で操作用スイッチ、PLC/FAシステム機器、制御用専用機器がそれぞれ2期連続で100%割れ、とくに制御用専用機器は2ケタ減となった一方、検出用スイッチは9期連続、制御用リレーは6期連続で100%超えた。

〈国内〉

出荷額は1050億1千万円。前期比で1億7千万円増の100・2%となり、3期ぶりに100%を超えた。前年同期比で9億2千万円減の99・1%となり、9期ぶりの100%割れとなった。
品目別では、前期比で操作用スイッチと制御用専用機器が100%を割った一方、検出用スイッチ、制御用リレー、PLC/FAシステム機器が100%を超えた。
前年同期比で操作用スイッチ、PLC/FAシステム機器、制御用専用機器が100%を割った。操作用スイッチは7期ぶり、PLC/FAシステム機器と制御用専用機器は9期ぶりの100%割れとなった一方、検出用スイッチと制御用リレーは9期連続の100%超えとなった。

〈輸出〉


出荷額は723億5千万円。前期比で6億2千万円減の99・2%となり、5期連続の100%割れとなった。前年同期比で81億6千万円減の89・9%と2期連続で2ケタ減となった。
品目別では、前期比で操作用スイッチ、検出用スイッチ、制御用専用機器が100%割れ、とくに制御用専用機器は4期連続の100%割れとなった一方、制御用リレーは2期ぶり、PLC/FAシステム機器は5期ぶりに100%を超えた。
前年同期比で操作用スイッチが2期連続、PLC/FAシステム機器と制御用専用機器が3期連続で100%割れ、とくにPLC/FAシステム機器と制御用専用機器は2ケタ減なった一方、制御用リレーは6期連続の100%超えとなった。
仕向先別では、前期比で北米、ヨーロッパ、その他の仕向先が100%を割った一方、アジア・太平洋は5期ぶりの100%超えとなった。
前年同期比でアジア・太平洋、その他の仕向先が100%を割った一方、北米とヨーロッパは6期連続の100%超えとなった。

電材流通新聞2018年11月8日号掲載