横河電機は2月26日、プラント向けフィールド機器の中核製品である差圧・圧力伝送器の「EJX Jシリーズ」をリニューアルし、「OpreX Pressure Transmitter EJX Sシリーズ」として発売すると発表した。
同製品は、タンクや配管内の液体、気体、蒸気の液位、流量、圧力などの測定精度、長期安定性・耐久性を強化し、プラントの安定操業と保全効率向上に貢献する。
測定精度は±0・025%(付加仕様コード/HAC指定時)、レンジアビリティは最大400:1、通信プロトコルはHART、PROFINET、長期安定性は±0・1%/20年。防塵・防水規格のIP68対応、SIL2に標準対応、ノイズ耐性の向上などで、信頼性・堅牢性を高めている。さらに、カラーバックライト付きのグラフィックディスプレイを採用し、アラート情報を種類ごとに色分けして表示するなど、機器のプロセス値や状態が把握しやすくなっている。
従来品は、多くの仕様と製品コードで管理していたが、新製品は、マルチ防爆対応、デュアル電源接続口、アドバンス診断機能の標準搭載などで仕様を統合・標準化し、少ないコードでより広い用途をカバーできる。機能ごとに部品を設計して組み合わせるモジュール構造のため、部品交換や保全作業が容易だ。
また、同社の製品ライフサイクルにおけるサステナビリティ指針である「Trusted Green」に基づき、製品ライフサイクル全体で環境負荷低減を目指して設計された。同シリーズの生産の過程で、CO2を大幅に削減し、顧客のスコープ3の排出削減に貢献する。本体は分解・廃棄しやすいモジュール設計で、顧客の保守部品や在庫の最適化、環境負荷低減に寄与する。
主な市場は、石油、ガス・LNG、電力、再生可能エネルギー、鉄鋼、鉱業など。海外の一部地域において3月9日から販売開始し、国内は9月の発売を予定している。









