もえの展示会れぽーと【22】 『JECA FAIR 2019 〜第67回電設工業展〜』に行ってきました!!Part3

日置電機株式会社

圧倒的な掴みやすさを実現
AC/DCクランプメータ

ジョー(電流センサ部)の断面が最小寸法9.5mmと薄く先端方向を長くした形状のため、縦長形状のダブル配線やこれまで挟めなかった狭いケーブル間でも簡単に挟むことができます。

使用可能温度が-25℃〜+65℃と従来のものよりもぐっと広くなり、氷点下や真夏日のような暑さの中でも使用可能です。
国際保護等級IP54仕様であり、砂やホコリと言った粉塵や水滴がついても測定機器を維持できるので、製材・製粉工場など塵埃のある現場や溶接機器の稼働している工場など、様々な場所に使用できます。
会場では模擬の配線盤が用意されていて、実際にどれくらい挟みやすいのかを体験することができました。

従来のものと比較すると、縦に長細い設計のため、引っ掛かりもなくスムーズに挟むことができ、入りにくそうな狭い場所でも斜めにすることで、スッと挟むことができました。

この製品には、Bluetooth®が搭載されており、無償アプリのGENNECT Cross(ジェネクトクロス)を使用してスマホやタブレットと本体を連携させることができ、様々な機能を活用できるようになります。
例えば、本体に付いているHOLDキーを押すだけで、自動的にスマホやタブレットへ測定データを無線で転送したり、簡易のオシロスコープとして電流波形を表示させたり、スマートフォンに保存した測定値データや画像データを加工して、その場でPDFのレポートを作成することもできます。
安全にスムーズに点検し、記録も簡単にできるので、現場の効率化に役立つアイテムです。

この製品は本サイトの製品情報のページでも紹介しています!
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藤井電工株式会社

安全性・装着性に優れたハーネス型墜落制止用器具
レヴォハーネス

今年2月から新しい労働安全衛生法(安衛法)が施行され、5m以上の高さの場所で作業する場合はフルハーネスの着用が義務化されました。(ただし3年の準備期間を設け、現行規格品の着用・販売が全面的に禁止されるのは2022年1月になります。)
そんな新規格に対応し機能性を重視したハーネス型墜落制止用器具です。

立ったり座ったり上下運動をする場合が多い現場では、ハーネスをつけると突っ張って動きにくく感じる場合がありますが、レヴォハーネスは腰部のベルト交差部分が可動するため、座ったり屈んだり体を捻った際にもベルトによる突っ張りを感じず作業しやすくなっています。
腿の部分は通常、水平型かV型の2種類に分かれていますが、水平型とV型の中間の角度になっているので動きやすく、万が一墜落した際、V型になるのでしっかりと受け止めてくれます。

右側のバックル

左側のバックル

装着する際のバックルが全て色分けされていることとベルトの裏表で色が違うため、バックルの付け間違いやねじれが判断しやすく事故防止に繋がります。また、ベルトの余長が邪魔にならないように折り込んで収納でき、腿のバックルは赤いマーキングによって確実にロックされていることを確認できます。

赤と黒でスタイリッシュなデザインのため機能性も見た目もバッチリな製品です!

大崎電気工業株式会社

気象予測データや過去の使用電力量をもとにAIが電力を最適化
AI拡張型エネルギーマネジメントシステム【参考出品】

今何かと話題になっているAI。そんなAI技術を使用した新しいシステムです。

大崎電気工業様が独自に開発したAI技術を活用し、気象予測データや過去の使用電力量を元に最適な電力目標値の自動設定を行い、快適性とエネルギー有効活用の両立を推進します。
2003年から大崎電気工業様が提供しているEMS(エネルギーマネジメントシステム)は、自動制御を行うことで、電力量を制御し、電気料金の削減を可能にしてきました。

このEMSとエッジAI端末を連携させることによって、さらなる省エネを実現します。
大崎電気工業が所有するOSAKIサーバにある1週間分の気象予報データとこれまでのエネルギー使用データ、温湿度センサ情報や、制御実績などを利用します。例えば晴れの日で気温が高い日と雨で気温の低い日だとどれくらい電気使用量に違いがあるのかなどを学習し、その日のお天気や気温にあった適切な目標値を設定してくれるため、ピーク時以外の電気の無駄遣いなどを防ぎます。使用電力目標は30分単位で自動設定してくれるので、細かな変化にも対応しその時間に適切な量の電力での快適空間を作ることができ、電力量の削減と省エネを実現します。なので、いちいち目標設定値の変更や省エネモードに変更などのモード設定を変えるなどの煩わしさがなくなります。

エネルギー使用データはクラウドWEB画面(タブレットなどを使用)で確認することができ、「今週は使い過ぎてしまったので来週は節電しよう」などエネルギー計画の基準としても使えます。
主にホームセンターや量販店、商業施設などでの使用が見込まれているそうです。

お楽しみ抽選コーナーや出展者プレゼンセミナーなどのイベントも開催!!

各企業様のブースのほかにもお楽しみ抽選会やセミナー、復興支援ブースなどさまざまなコンテンツがありました。

電設業界にまつわる新聞や雑誌が無料でもらえるコーナー

展示だけでは表現しきれない出展製品の魅力や最新技術、ノウハウ、取り組み等を紹介する

出展者プレゼンテーションセミナー

会場内に設置されたスタンプポイントで「J・E・C・A・FAIR」の5種類のスタンプを集めて豪華景品が当たるチャンスがあるくじにチャレンジできるお楽しみ抽選コーナー

出展製品の中から「防災・減災、災害時に貢献する電気設備製品の紹介」を行い、電設業界の社会的役割など防災・減災対策を発信、日本全国の被災地域の物産販売・飲食の提供をする復興支援コーナー

電設業に関わる様々な製品・商材が集まるこの展示会。1日で全て回るのは困難なくらい大きなイベントで、最新製品やいちおし製品が一気に見られるので、とても勉強になりました。来年は大阪のインテックス大阪で開催予定なので、お時間合う人は是非来場してみてくださいね!!

次回開催日程

2020年5月27日(水)〜5月29日(金)

インテックス大阪 3,4,5号館

公式ホームページ

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