17年度の建築着工面積伸び悩む

17年度 工場、倉庫は2ケタ増

国土交通省はこのほど、2017年度の建築着工統計調査結果を発表した。それによると、全建築物の着工床面積は1億3303万平方㍍で、前年度比0・9%減少した。
公共建築は703万平方㍍で5・0%減となった。民間建築は1億2600万平方㍍で0・6%減、うち居住用は7870万平方㍍で3・4%減、非居住用は4729万平方㍍で4・4%増となった。
民間建築を主な用途別にみると、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業用は115万平方㍍で2・7%増、製造業用は970万平方㍍で12・5%増、情報通信業用は36万平方㍍で14・5%減、卸・小売業用は692万平方㍍で7・8%減、金融・保険業用は57万平方㍍で67・6%増、不動産業用は267万平方㍍で30・5%増、宿泊業・飲食サービス業用は360万平方㍍で32・2%増、医療・福祉用は556万平方㍍で14・9%減、その他のサービス業用は335万平方㍍で11・8%減。
主な使途別でみると、事務所は554万平方㍍で4・6%減、店舗は549万平方㍍で1・4%減、工場は907万平方㍍で11・2%増、倉庫は977万平方㍍で15・0%増。

商経管材新聞2018年5月16日号掲載