【日本電設工業協会 】業界の魅力伝えるDVD作成

創立70周年記念事業の一環で

パンフレット

座談会のもよう(DVDより)

日本電設工業協会(JECA、後藤清会長)はこのほど、創立70周年記念事業のひとつとして、学生とその保護者が電設業界への理解を深めるべく、電設業界の仕事や魅力を伝えるDVD『電設業界へようこそ』を作成した。同時に作成したパンフレットとともに、担い手確保に向けた業界のイメージアップにつなげるねらいがある。
DVDの内容は、会員企業7社の若手・中堅社員8人が出席しての座談会形式で、電設業界に入職したきっかけや仕事へのこだわり、入社前と後での業界イメージの違い、新人のころの成功体験や失敗談、思い出やエピソードをそれぞれ語っている。
仕事内容については、現場の映像などを交えながら営業活動を始めとした営業開発やスラブ配管施工など現場施工の様子、さらにはアフターサービス・メンテナンスの仕事として東京タワーの電球交換の様子を紹介している。
パンフレットは、「電気設備ってなんだ?」「電気設備に関わる仕事」「電気設備工事と国家資格」「電気設備業界の職場」の4項目で構成されており、電気の流れやビジネスフィールド、配線設備のしくみ、電設会社の仕事、国家資格の取得などを図やイラストで紹介している。
DVD、パンフレットはそれぞれ初版で1千部作成、会員企業に配布するとともにJECA各支部などを通じて大学や工業高校などに配布する。
このほか、JECAホームページでも、DVDのショートバージョン(5分)を近くアップする予定にしている。

電材流通新聞2019年3月28日号掲載