1級49.3 %、2級42.9 %の合格率
国交省は、電気通信工事施工管理技術検定試験「実地試験」を昨年12 月6日(1級)、11月15日(2級)に実施し、3月3日に合格者を発表した。
試験結果は第1表のとおり。合格基準は1級、2級ともに得点が60 %以上となる。
●1級の結果
1級の実地試験は、6707 人が受験して合格者は3307 人となり、合格率は49.3%となった。
昨年度の49.5 %とほぼ同様の結果となった。合格者の年齢構成は第1図となり、昨年度同様に、40 代が過半数を占める。
●2級の結果
2級の実地試験は、3240 人
が受験して合格者は1391人となり、合格率は42.9%となった。昨年度の57.1%と比較すると、15%ほど下がる結果となった。
実地試験合格者は1級、2級電気通信工事施工管理技士の称号がそれぞれ付与され、2級は現場の主任技術者として、1級は現場の監理技術者等として職務を行うことができるようになる。