フジクラは5月8日、独自の「SWR」技術を用いた超細径・高密度の「1728心Air Blown WTC」を開発し、販売を開始したと発表した。
ハイパースケールデータセンターにおける情報量が急増するなか、データセンター間接続(DCI)における大容量化への需要が高まっている。同社は空気圧送工法により、高速・大容量ネットワークを早期に構築できる製品開発を進めてきた。新製品は、従来の864心製品で培った設計技術を生かし、2倍となる1728心の多心化を実現。従来の屋外用製品と比較して細径・軽量化を図りつつ、圧送に必要な耐座屈性などの機械特性を確保している。マイクロダクトを用いた圧送試験では、1千mの長距離布設ができることを確認した。
心数を倍増させたことで、一定距離あたりの布設回数を半減できるため、ネットワーク構築の経済性と効率化が向上する。
技術の核となる「SWR」(スパイダーウェブリボン)は、光ファイバーを間欠的に接着した独自構造のテープ心線。ケーブル内への高密度実装と細径化を可能にする。
「WTC」(ラッピングチューブケーブル)は、SWRをテープで巻いて固定する簡素な構造を採用。海外で一般的なルーズチューブ型や国内の細径スロット型よりも細径・高密度なため、既存の管路を有効活用し、工期を短縮できる。









