中央労働災害防止協会 「安全衛生保護具の基礎知識」動画を作成

10種類をワンポイントで解説

中央労働災害防止協会は、主に新入者を対象とした動画教材「安全衛生保護具の基礎知識」(写真1)を、(公社)日本保安用
品協会の協力で作成した。実用に耐えない」との指摘があり、電気保安制度ワーキンググループで検討されていた。

●改正内容
第一、二種電気工事士免状、認定電気工事従事者認定証、特種電気工事資格者認定証は、紙

●背景
労働災害を防ぐためには、働く人が用途に合わせた安全衛生保護具を使用することが欠かせない。そこで、正しく安全衛生からプラスチックカードによる交付へ変更し、これに伴って様式の変更を行う(第1図)。
施行日は、対応機材の導入などの準備期間が必要となるため、公布から1年以上の期間を設けた令和4年4月1日となる。
ただし、準備が整うまでは旧様式での免状等の発行を令和5年3月30 日まで可能とする経過措置が設けられた。また、移行までに紙で交付した免状等は施行後も引き続き有効。保護具を使用し、安全で健康に働けるように、基礎的な知識を学べる教材が作成された。

●内容
10 種類の安全衛生保護具ごとに、選び方、使い方、管理方法、廃棄の仕方をイラストと動画で解説。各種2~3分程度で、場所や時間を選ばずに無料で視聴できる(https://www.jisha.or.jp/order/hogogu/)。

写真1 動画教材の画面

オーム社「電気と工事」2021年6月号掲載